八十八&一二三の文楽れんらくちょう

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【東京新聞】<幕の内外>文楽との違い 『入れ事』用い役者を美化

【東京新聞】より。

【伝統芸能】<幕の内外>文楽との違い 『入れ事』用い役者を美化(2010年10月31日)

 文楽と歌舞伎は兄弟のようなもの。文楽で先に上演され、後に歌舞伎化された演目を「義太夫狂言」とよび、上演演目で高い比率を占めています。

 でも歌舞伎で見慣れた演目を、文楽で見た時、「印象が違う」と思うことがよくあります。

 一因には、歌舞伎では「入れ事」が多いため。入れ事とは歌舞伎独自の演出を指します。

 入れ事には「必然型」と「役者中心型」があります。人形ではなく人間が演じるため、いろいろと勝手が違うのは当然。また、脚本重視の文楽と違い、歌舞伎では「役者を良くみせる」演出が重視されるためです。

 「必然型」の代表が「義経千本桜」渡海屋の場の前半。

 船宿の主・銀平の女房が、船待ち中の源義経一行と話をする場面。文楽では、銀平(実は平家の大将)と義経の会話になっており、その直後に銀平が普段着から白い甲冑(かっちゅう)姿になって正体をあらわします。人形なら、胴体に首(かしら)をすげ替えるだけですが、役者は着替えねばならず、女房のおしゃべりは時間稼ぎ。これはこれで女形の雄弁術が楽しめます。

 「役者中心型」の代表が「忠臣蔵」六段目。七段目とともに、入れ事の多さで知られます。

 塩冶(えんや)の浪人・早野勘平は、勤務中のデートが原因で駆け落ち。女房お軽の実家で猟師をしていますが、お軽の父を殺したと勘違いして切腹。その時の「色にふけったばっかりに…」という台詞はあまりにも有名ですが、これも勘平の色男ぶりを強調する入れ事。文楽の影響の強い上方では、言わない演出もあります。 (イラストレーター・辻和子)


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