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【読売新聞】「曽根崎心中」完全版、3月に横浜で初演へ

【読売新聞】より。

「曽根崎心中」完全版、3月に横浜で初演へ(2010年12月9日18時23分 読売新聞)

 ニューヨーク在住の現代美術家、杉本博司さん(62)が、人形浄瑠璃文楽の三味線の人間国宝、鶴沢清治さん(65)らと、完全版「曽根崎心中」の制作を進めている。

 江戸時代の初演版にあった「観音廻(めぐ)り」と「一人遣い」を復活させ、年明けに開場する神奈川芸術劇場(横浜市)で、3月23~27日に初演する。

 実際に起きた心中事件をモデルに近松門左衛門が書いた「曽根崎心中」は、1703年(元禄16年)、大坂・竹本座で初演された。大当たりを取ったが、心中の流行を恐れた幕府が上演を禁止。戦後の1953年、まず歌舞伎で復活し、2年後、238年ぶりに文楽でも復活した。その際、お初が大坂33か所の寺社を巡礼する冒頭の「観音廻り」はカットされ、現在も文楽の本公演や地方公演ではこの短縮版が上演されている。

 日本の古美術や伝統芸能に造詣が深い杉本さんは、帰国時にしばしば文楽を観劇。「曽根崎心中」に「エロスと仏教思想が融合した日本独特の価値観が描かれている」と感じ、「観音廻り」を「心中によって男女が結ばれる結末の伏線として重要な場面」と考えた。

 「完全版」の構想を清治さんに持ちかけたところ、清治さんも作曲と共同演出を快諾。しょうゆ屋の手代・徳兵衛に人間国宝の吉田簑助(みのすけ)さん(77)、ヒロインの遊女お初に桐竹勘十郎さん(57)が決まった。

 台本は、2年前に富山県内で発見された初版の完本を基に杉本さんが構成し、演出も手がける。舞台に十文字の花道を設け、「観音廻り」では、1体を3人で操作する現在の「三人遣い」ではなく、江戸期の「一人遣い」を再現。お初の衣装にはフランスのブランド、エルメスのスカーフ生地を用い、舞台背景には杉本さんが大阪市内で撮影した寺社の映像を投影する。

 杉本さんは「心中を劇化した近松は封建時代の革命児。伝統と革新は両立することを実験舞台で証明したい」と話している。


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