八十八&一二三の文楽れんらくちょう

人形浄瑠璃文楽に関する情報を集めております。 情報お待ちいたしております。

カレンダー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

1人でも多くの方に文楽関連情報をお届けしたく、ランキング参加中です。
にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へにほんブログ村
FC2 Blog Ranking


【東京新聞】<評>多彩な陣容「本朝廿四孝」 独自な構想、面白い

【東京新聞】より。

<評>多彩な陣容「本朝廿四孝」 独自な構想、面白い(2010年12月11日)

 師走の文楽は恒例の中堅ベテランのサポートによる若手の腕試し公演で、「由良湊千軒長者(ゆらのみなとせんげんちょうじゃ)」の山の段と「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の三段目にあたる桔梗原、景勝下駄(げた)、勘助住家の各段が上演されている。

 「由良~」の山の段は旅の途次、人買いの罠(わな)にかかり、強欲な三荘太夫に売られて酷使される貴族の安寿姫とつし王丸の年少な姉弟の悲しみといたわり合いを描いたもので、二十代から三十代の若手だけの出演。師の教え通り懸命に務める姿に好感。

 「~廿四孝」の各段は上杉(長尾)、武田の確執を描いたもの。人気は十種香や奥庭狐火(きつねび)の段にやや劣るものの、雪の中の筍(たけのこ)掘りや山本勘助と直江兼継が兄弟といった独自な構想が盛りこまれて面白い。また中国の「廿四孝」の故事が巧みに活用されていて、この芝居の本名題となったことがわかる。

 出演者も多彩で、床は三輪・清友、呂勢・燕三、津駒・富助、文字久・錦糸と語り継ぎ、人形も勘助母の和生、兄横蔵の玉女、弟慈悲蔵の勘十郎、慈悲蔵女房・お種の清十郎といずれも本公演でも活躍中の陣容。

 語りは甲乙つけ難いが、人形がよかった。特に亡夫の山本勘助を名乗り、乱暴者の兄には優しく、母への孝養に尽くす弟にはつらく当たる母の和生が見事。ただ筋が難解で大変。十四日まで。 (津田類=演劇評論家)


1人でも多くの方に文楽関連情報をお届けしたく、ランキング参加中です。
にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へにほんブログ村
FC2 Blog Ranking


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。