八十八&一二三の文楽れんらくちょう

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【神戸新聞】いちずな思い表現 大阪で文楽「染模様妹背門松」

【神戸新聞】より。

いちずな思い表現 大阪で文楽「染模様妹背門松」(2011/01/19 11:28)

 江戸時代、実際に心中事件を起こした油屋の娘・お染(そめ)と丁稚(でっち)・久松(ひさまつ)の恋を描いた「お染久松もの」は、歌舞伎でも「於染久松色読販(おそめ ひさまつ うきなのよみうり)」などの題で人気を集める演目だ。大阪・国立文楽劇場での文楽初春公演「染(そめ)模様妹背(いもせの)門松」では、人形遣い・豊松清十郎がお染のいちずな思いを好演している。


 名場面「蔵前の段」で、久松は、お染に近づけないよう油屋の蔵に閉じ込められている。雪散る夜、お染は人目を忍んで久松に会いに行く。

 「久松そこにか冷たかろ、さぞ寒かろ、と言う声も歯の根も合わぬ、震(ふる)い声」。太夫・豊竹英大夫(はなふさだゆう)の情感あふれる語りに合わせたお染のしぐさが美しい。

 着物姿のお染は、足音がしないよう、下駄(げた)を脱いで蔵に近づく。足もとを確かめながら気丈に歩く様子からは、一刻も早く久松に会いたい渇望感が伝わり、お染が感じている地面の冷たさすら、客席へ伝わってきた。

 そして、ふと顔をのぞかせた久松に対し、お染が一緒に死のうと語る「くどき」。客席に人形の背中を見せてその美しさを際立たせる「後ろ振り」が効果的だ。

 清十郎は1958年、東京生まれ。71年に四世豊松清十郎に入門し、2008年に五世を襲名した。品よく人形を遣うという定評があり、次代の重要な担い手とされる。

 「蔵前の段」に先立ち、27年ぶりに上演された「油店の段」では、油屋の番頭・善六(桐竹勘十郎)の憎めない悪役ぶりが目を引く。「蔵前の段」でも、「蔵から金目のものを盗んで夫婦になろう」と、お染に言い寄るが、利用されてこっぴどくふられる。そのひょうきんさが緊迫した雰囲気を和らげた。

 23日まで。午後4時開演。ほかの演目は「寿式三番叟(ことぶきしき さんばそう)」など。

 料金など問い合わせは国立劇場チケットセンターTEL03・3230・3000

(井原尚基)


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