八十八&一二三の文楽れんらくちょう

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【毎日新聞】今週の本棚:好きなもの=鶴澤燕三

【毎日新聞】より。
今週の本棚:好きなもの=鶴澤燕三(毎日新聞 2011年2月13日 東京朝刊)

 ◇鶴澤燕三(えんざ)
 (1)中学生のころから自転車が好きで、アルバイトをしたお金で海外の部品を買い集め、加工、改造するのが趣味。たとえばアルミのギア板にドリルで無数の穴をあけると重量が軽くなって、かっこよくなる。ペダルやギアクランクを軽いものにつけ替えて、スピードを上げる……。今でもこの道楽は続いていて、旅行用、競技用、普段用と、七、八台は持っています。何年か前、かねてあこがれていたフランスのルネエルスというアトリエで製作された優美な自転車と大阪・堺の店で遭遇し、長いこと通ってやっと譲ってもらいましたが、それでもカミサンにはちょっと言えへんような値段でした。

 (2)高校三年のとき、テレビで三味線の特集番組を見て、ものすごい感銘を受けました。友人の母が習っている民謡の先生に弟子入りして自転車で通い、おぼえが早いな、と目をかけていただきましたが、大学生の従姉(いとこ)から、今国立劇場で研修生を募集していると聞き、これは男子一生の仕事としてやり応えがありそうや、と決心しました。二年間の研修期間中に急に「妹背山道行(いもせやまみちゆき)」の合奏に出ることになって、一時間半の特訓を受け、翌日弾いてみせたら先代燕三師匠がなんにもおっしゃらない。見たら涙ぐんでいて、ようおぼえたな、と言われたときのことは今も忘れられません。それが師匠に入門するきっかけです。本当に三味線が好きですね。

 レッド・ツェッペリンを聴くのも好きで、ジミー・ペイジが奏でるギターの旋律がロバート・プラントの全然違うメロディーラインの歌を面白く乗せているのを聴くと、文楽のうまい太夫が三味線の糸につかずに、そこから離れて自由に語るのと一緒やな、とえらく勉強になります。

 (3)新田次郎さんの山岳小説が好き。『強力伝(ごうりきでん)』(新潮文庫)とか『八甲田山死の彷徨(ほうこう)』(同)とか、導入部から不穏な空気が漂い出して、決して平和には終らないところがなんともたまらず、読み始めると読み切るまではずっと持ち歩いています。(文楽三味線)


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