八十八&一二三の文楽れんらくちょう

人形浄瑠璃文楽に関する情報を集めております。 情報お待ちいたしております。

カレンダー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

1人でも多くの方に文楽関連情報をお届けしたく、ランキング参加中です。
にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へにほんブログ村
FC2 Blog Ranking


【asahi.com】四代続く 文楽の家系

【asahi.com】より。

四代続く 文楽の家系(2011年4月6日)

大夫の竹本源大夫(右)と息子で三味線の鶴沢藤蔵(中央)。襲名前の3月、米朝とこれまでの道のりを振り返った=大阪・朝日放送


 このたび、大阪の国立文楽劇場で襲名された文楽大夫の九代目竹本源大夫さんと、長男で三味線弾きの二代目鶴沢藤蔵さん。これほどの襲名は文楽でも久しぶりでしょうなあ。襲名を控えた3月の初めに、親子でスタジオまで来てくれはりました。

 綱大夫から改めた竹本源大夫さんは昭和7(1932)年生まれですが、芸歴では私の先輩です。本人は「一生、綱大夫でいよう」と思てたそうですが、昔の源大夫ファンの人から「源大夫の名前はどうなるんです?」と尋ねられたのが、襲名のきっかけになったそうな。清二郎から改めた二代目の鶴沢藤蔵さんには、以前からこの襲名話はあったんやそうなが、「おこがましい」と固辞していた。でも、お父さんが襲名するならと、ようやく決意したと言います。

 源大夫さんのおじいさんは七代目の源大夫、そして、お父さんは初代の鶴沢藤蔵。代々の文楽一家ですなあ。初代藤蔵さんの三味線は私も聴いてますが、60代の若さで他界されてしまった。それも、孫の二代目藤蔵さんが生まれた直後のことやったんです。「子どもの顔を見せてあげたかったですなあ」と、源大夫さんはしみじみと語っていたが、男の子が無事に生まれたということは、ちゃんと聞いてはったんやそうな。

 そんないきさつもあり、生まれながらにして将来は文楽界での活躍を期待されていた藤蔵さん。でも、子どものころは芝居に行くのは嫌やったんやて。しかし、当時の興行場所だった道頓堀の朝日座に行けば、後で必ずおいしいお寿司(すし)屋や洋食屋に連れてってもらえるようになり、気持ちが変わったんやとか。三味線弾きの道を選んだのは、舞台で汗だくの大夫の姿を見て、「大夫は体力が要るなあと思たんで」と、笑うてた。

 四代続いている文楽の家系は、珍しいそうですなあ。源大夫さんはこの襲名を機に、「また、勉強のやり直しです」と、力強くおっしゃっていました。それだけに収録の後、体調を崩されたのには驚きました。まずはゆっくり静養されて、また改めて息子の藤蔵さんとの共演姿を見せて下さい。その日が来るのを心待ちにしています。


 「米朝口まかせ」は、人間国宝の落語家・桂米朝さんが出演する大阪のラジオ番組「米朝よもやま噺」(朝日放送、毎週日曜午前9時~9時半)の内容を再構成し、朝日新聞大阪本社版芸能面に連載しているコラムです。


1人でも多くの方に文楽関連情報をお届けしたく、ランキング参加中です。
にほんブログ村 演劇ブログ 古典芸能へにほんブログ村
FC2 Blog Ranking


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。