八十八&一二三の文楽れんらくちょう

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【毎日新聞】文楽:「布引滝」「太功記」(国立小劇場) 藤蔵が技巧に富んだ三味線


【毎日新聞】より。

文楽:「布引滝」「太功記」(国立小劇場) 藤蔵が技巧に富んだ三味線(毎日新聞 2011年5月12日 東京夕刊)

 昼は綱大夫が源大夫、清二郎が藤蔵と、それぞれが祖父の名跡を継ぐ襲名披露で、披露狂言は「源平布引滝」の三段目。松香、呂勢・清治らの「竹生島」の後に「口上」があり、「九郎助住家」の「詮議」を住・錦糸が語る。住は声を痛めていたが、瀬尾の憎々しさを巧みに描いた。

 「実盛物語」は、源大夫が病後のため「物語」だけを藤蔵を相手に語り、後半は英・藤蔵になる。藤蔵が次々に変化する状況を力強く技巧に富んだ三味線で表現し、襲名を飾った。玉女が情のある実盛の人間像をさわやかに見せ、勘十郎の瀬尾、和生の九郎助、清十郎の葵御前と人形もそろった。

 次の「新口村」は千歳・富助、津駒・寛治の語り、紋寿の梅川、清十郎の忠兵衛、玉也の孫右衛門で、義理と人情の狭間(はざま)で苦しむ親子、男女の姿を哀れに描き出した。

 夜は若手の「二人禿(ににんかむろ)」で始まり、続く「太功記十段目」は文字久・宗助、英・清介が語り継ぐが相応の出来。切場は咲・燕三で、思惑が次々に外れ、母や息子の死を眼前にした光秀の苦悩をスケールの大きな語りで表現し聴き物にした。勘十郎の光秀が豪快で、文雀の母、和生の操、勘彌の十次郎、簑二郎の初菊、玉志の久吉とそろう。面白さでは今月随一である。

 次の「朝顔話」は「明石」「宿屋」「大井川」だが、「笑い薬」を省いているので筋を見せるだけ。簑助の朝顔の人形美が見ものの舞台になった。23日まで。(水落潔)


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