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【読売新聞】琵琶と人形 浄瑠璃姫…桐竹勘十郎・上原まり

【読売新聞】より。

琵琶と人形 浄瑠璃姫…桐竹勘十郎・上原まり(2011年10月3日 読売新聞)


「平成版」創作、簡素に 22日横浜能楽堂
「牛若丸に恋い焦がれて浄瑠璃姫は死んでしまう。琵琶にない表現をどう音にするかに苦心しました」と語る上原まり(左)と、人形を遣う桐竹勘十郎=永尾泰史撮影 「語り物音楽」として室町時代から広がり、人形芝居や歌舞伎と結合して発展した浄瑠璃。その名の元になった「浄瑠璃姫物語」が、22日午後2時、午後5時半の2回、横浜能楽堂で上演される。

 琵琶奏者の上原まりと文楽人形遣いの桐竹勘十郎が、琵琶と人形による「平成版」として創作、新たな魅力を見せる。

 「浄瑠璃姫物語」は、三河(現・愛知県)の浄瑠璃姫と、旅の牛若丸の悲恋物語。病気になった牛若丸は、姫の看護で回復。再会を約束して旅立つが、再会はかなわず、姫は死ぬ――。室町期に琵琶などの演奏で語った物語が広まり、語り物が「浄瑠璃」と呼ばれるようになったとされる。

 宝塚娘役トップスターを経て、父の後を継いで琵琶演奏家で活躍する上原。人間国宝の父を持ち、性格描写の巧みさで観客の支持を集める人形遣いの勘十郎。共に古典芸能の家に育ち、互いの呼吸は心得ている。

 「物語をすべて語り、謡の部分の作曲も手掛けた。登場人物が多く、語り分けが大変だが、今では三味線で語る浄瑠璃を、原点である琵琶で演奏できるのは、自分の芸を考えると興味深い」と上原。「文楽は幾度も見ているが、人形の動きを目で追いながら演奏するのは苦労する」と話す。

 勘十郎は「琵琶の演奏は、演奏家が女性でも予想以上に迫力がある。初めて聴いたときは、激しい音色が強烈だった」と語る。「いつも一風変わったこと、面白いことをやりたいと思っている。ふだん文楽の世界で触れている浄瑠璃について考えるきっかけになる」と意欲を燃やす。

 浄瑠璃姫の人形を勘十郎、牛若丸を吉田勘弥が遣う。「人形の動きは、激しい感情の場面では逆に静かに、静かな場面で激しく、と工夫を凝らす。琵琶の演奏に負けないように」と勘十郎。ただ、今回は能舞台での上演。「ふだんは足元を見せたり、横から視線を浴びたりすることがないので、遣いにくいのは事実。だが、気にすると動きが小さくなるので、本番は余計な思いを断って臨む」と語る。

 出てくる人形は二つ。簡素な舞台を勘十郎は志向する。「観客の頭の中で物語の世界を自在に描いてもらい、上原さんの語りに引き込まれて想像の世界に入り込んでほしい」。脚本は宝塚歌劇団の児玉明子。(電)045・263・3055。(塩崎淳一郎)


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