八十八&一二三の文楽れんらくちょう

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【毎日新聞】文楽:「奥州安達原」(国立小劇場) 人形美あふれる勘十郎の袖萩

【毎日新聞】より。

文楽:「奥州安達原」(国立小劇場) 人形美あふれる勘十郎の袖萩(2011年12月12日 東京夕刊)

 中堅若手公演で、八幡太郎義家に敗れた安倍貞任、宗任兄弟が復讐(ふくしゅう)を図る物語と、敵味方に分かれた平〓仗(けんじょう)の娘の袖萩(そではぎ)と敷妙姉妹の運命の対比を描いた近松半二の時代物である。

 二段目は善知鳥(うとう)伝説を踏まえて、貞任の旧臣文治夫婦の悲劇と小悪党と見えた南兵衛が宗任と本性を明かすまでを綴(つづ)っている。「外が浜」は咲甫・清友、「文治住家」は前半が津国・龍爾、後半は文字久・錦糸が語ったが、いずれも三味線はいいものの大夫は平凡。人形では玉也の南兵衛がいい。和生の文治、簑二郎の女房。

 三段目「環(たまき)の宮明(みやあき)御殿」は「敷妙上使」を芳穂・寛太郎が声量豊かに語り、「矢の根」の相子・清馗(後半は清丈)も健闘した。

 「袖萩祭文」は千歳・富助で、非情な運命に見舞われた〓仗一家の悲劇と、親に背き夫とも別れ幼い娘を抱えて放浪する袖萩の哀れを丁寧に表現した。勘十郎の袖萩が出色で、降る雪の中で娘を抱きしめ親を案じる姿に人形美があふれた。

 後半は呂勢・燕三で、貞任が本性をあらわすところや、兄弟が義家に詰め寄るところで力感を出した。玉女が貞任の変身を豪快に見せて優れ、玉也の宗任、幸助の義家もいい。玉輝の〓仗、勘彌の浜夕、文昇の敷妙。午前と午後は「文楽鑑賞教室」で「解説」と「曽根崎心中」を上演。13日まで。(水落潔)


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