八十八&一二三の文楽れんらくちょう

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【東京新聞】<文楽>古事記が題材「日本振袖始」 鶴沢清治、桐竹勘十郎 出雲大社で成功祈願

【東京新聞】より。

<文楽>古事記が題材「日本振袖始」 鶴沢清治、桐竹勘十郎 出雲大社で成功祈願(2012年1月15日)

 「古事記」編さんから千三百年の今年、東京・国立小劇場の二月文楽公演第三部で古事記を基にした近松門左衛門作「日本振袖始(ふりそではじめ) 大蛇(おろち)退治の段」が上演される。これに先立ち、三味線の鶴沢清治(人間国宝)と人形遣いの桐竹勘十郎が成功祈願にゆかりの地の島根・出雲大社を訪れた。 (田中冴子)

 大社でお祓(はら)いをしてもらった清治と勘十郎は「気が引き締まる」と神妙に語った。折から六十年に一度の大遷宮(御修造)で、檜皮(ひわだ)の葺(ふ)き替えを終えたばかりの本殿屋根に手を触れ、感無量の面持ちだった。

 物語は、稲田姫が、出雲の山深い絶壁の高棚で、大蛇のいけにえにされるところから始まる。夜更けに現れた大蛇の化身・岩長姫は、甕(かめ)に仕込まれた毒酒を飲んで正体を現し、姫に襲いかかる。そこに素戔嗚尊(すさのおのみこと)が登場し、死闘を繰り広げる舞踊劇。稲田姫が着た脇開きの袂(たもと)に太刀を一振(ひとふり)忍ばせたことから「振袖」が生まれ、三種の神器の一つ、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の由来も語られる。

 「~振袖始」は全五段で、一七一八年に近松が書き下ろした。一八八三年に五段目の大蛇退治を上演以後は途絶え、二年前に大阪・国立文楽劇場で百二十七年ぶりに復活された。

 その際、分かりやすくするため、前後の部分を補って曲を付けたのが清治。「これはすごい名曲なんです。僕が手を加えるのは申し訳ないが、筋が通るようにしないといけないので、あえて蛮勇をふるった」

 今回、日本舞踊尾上流の尾上墨雪(菊之丞前家元改め)が新しく人形の振り付けをし、石見神楽の本場で作った一体五メートルはあろうかという大蛇も四体、ダイナミックな立ち回りを見せる。「人形だからこそ本当の大蛇を出して、リアルなことができる」と勘十郎。出雲訪問の際は鈍色(にびいろ)の雲が低く垂れ込め、「山の上から大蛇が何筋も覆いかぶさっているように見えた」と、思いは神話の世界を駆け巡っていたよう。

 公演は四~二十日。第一部(十一時~)が「彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」、第二部(午後二時半~)が「義経千本桜」「お夏清十郎 五十年忌歌念仏(うたねぶつ)」、第三部(午後六時半~)が「菅原伝授手習鑑」「~振袖始」。五千七百~千五百円。(電)0570・07・9900。


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