八十八&一二三の文楽れんらくちょう

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【産経新聞】新演出の「日本振袖始」 人間国宝・鶴澤清治が補綴・補曲

【産経新聞】より。

新演出の「日本振袖始」 人間国宝・鶴澤清治が補綴・補曲(2012.2.4 08:43)

鮮やか大蛇退治 名曲誕生

 古事記編纂(へんさん)1300年の今年、文楽三味線の人間国宝、鶴澤(つるさわ)清治(66)が補綴(ほてい・補曲を手がけた新演出「日本振袖始(にほんふりそではじめ)」の大蛇退治の段が、国立劇場(東京・隼町)で4日から上演される。近松門左衛門(1653~1724年)が、出雲神話で知られる素戔嗚尊(すさのおのみこと)の八岐大蛇(やまたのおろち)退治を元に書いた物語のクライマックス部分。清治は「新たな振袖始になった」と話す。(飯塚友子)

                   ◇

 「(伝承された)大蛇退治は大変な名曲で、師匠(竹澤弥七)の名演奏に憧れ続けてきた。それに曲を付け加えるのはおこがましいですが、うまく合うよう作曲しました」

 溜飲(りゅういん)が下がるような攻めの太棹(ふとざお)の演奏はもちろん、シェークスピア戯曲を翻案した文楽「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」の嵐が目に浮かぶような冒頭曲や、市川猿之助(72)のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」「オグリ」の作曲でも知られる清治。「振袖始」は一昨年7月、大阪の国立文楽劇場で本公演としては127年ぶりに復活上演され、補綴と補曲を手がけた。

 出雲の高棚で大蛇の生贄(いけにえ)になる稲田姫を救うため、素戔嗚尊が大蛇を酒に酔わせ退治する物語だ。

 「この段だけで話が分かるよう、冒頭に爺やを登場させ、振袖始のいわれや人間関係を説明しました。曲は後半、素戔嗚尊と大蛇の立ち回りを追加しています」

 清治が一昨年リリースしたアルバム「一撥一心(ひとばちいっしん)」(コロムビアミュージックエンタテインメント、2500円)にも収めた、大蛇の化身である岩長姫が毒酒をあおり、徐々に酔っていく場面の曲は特に注目。緩急の変化に、鼓との掛け合いに笛も加わり、大蛇がのたうち回るような様子が鮮やかだ。

 「詞章を見て、岩肌があって、社(やしろ)があって…と場面を想像しながら作りました。作曲は思いをストレートに出せる喜びがある」

 今回、大蛇は石見(いわみ)神楽の人形に代わり、振り付けも日本舞踊尾上流の尾上墨雪(ぼくせつ)(菊之丞(きくのじょう)改め)が手がけるなど、一昨年の公演から大きく変化する。昨年暮れには、岩長姫を遣う桐竹勘十郎(58)と出雲大社を訪れ、作品イメージも膨らんだ様子。「視覚的にもハリー・ポッター的で面白い」と新「振袖始」に自信を見せた。

 20日まで。第1部「彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」、第2部「義経千本桜」「お夏清十郎 五十年忌歌念仏(うたねぶつ)」、第3部「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」「日本振袖始」。問い合わせは国立劇場(電)0570・07・9900。


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