八十八&一二三の文楽れんらくちょう

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【ウエーブ産経】初春文楽公演鑑賞会「人形遣い、桐竹勘十郎さんが文楽の魅力語る」を開催しました

【ウエーブ産経】より。

初春文楽公演鑑賞会「人形遣い、桐竹勘十郎さんが文楽の魅力語る」を開催しました

 初春文楽公演鑑賞会「人形遣い、桐竹勘十郎さんが文楽の魅力語る」(ウェーブ産経主催)が1月20日、大阪市中央区の国立文楽劇場で開催されました。初春公演を上演していた同劇場に約110人の会員が集まりました。

 開演前に同劇場小ホールで人形遣いの桐竹勘十郎さんが文楽の楽しみ方や魅力について話しました。

 勘十郎さんの父は人間国宝の人形遣い、二世桐竹勘十郎さんで、姉は女優の三林京子さん。勘十郎さんは昭和42年に文楽協会人形部研修生になり、三世吉田簑助さんに入門。吉田簑太郎を名乗り、平成15年、父の名跡を継いで、三世桐竹勘十郎を襲名しました。20年には紫綬褒章を受章しています。ウェーブ産経の設立10周年を記念して、今回、特別に出演していただきました。

 勘十郎さんは、まず「人形は古くからあります。平安時代くらい、千年ほど前から人形を使った芸能がありました」と解説。また、いまでは3人で1体の人形を操る文楽ですが、昔は「1人使い」だったことも説明しました。

 そして、実際に歩いてみせ、「普通に歩く、これがなかなか難しい。嘘やと思ったら、やっていただいて結構です」と笑わせました。なぜ難しいかというと、緊張すると、動きがぎこちなくなり、余分な力が、すべて人形に出てしまうからだそうです。

 町人や侍の動き方の違いなども見せ、人形が投げられて、飛ばされる動きには「うわー」と歓声があがりました。

 人形は普段、ばらばらだそうです。顔の部分は「かしら」といい、檜でできているそうです。何年も水に浸して、脂分を落として、何年も乾かして作るというから大変です。

 人形の下の部分を持ちますが、中指がかかっているところに一番大切な仕掛けがあり、もし切れると、続けられないそうで、「たまに切れます。心臓が止まりそうになります」という言葉に客席からは笑いが漏れました。

 また、顔の表情の変化も見せてくれましたが、「むやみに使いません。ここ一番というときに使うと、効果的」と説明してくれました。

 舞台で履くげたは、音がしないように、適度に滑るようにワラジが付いているそうで、「お店には売ってません」と笑わせてくれました。

 人形を3人で使う様子も見せてくれました。つまずくときのしぐさには「あー」と関心する声があがりました。「ほほほほほ」と笑うしぐさや、恥ずかしがる様子、泣く姿など、まるで生きているような人形の動きに参加者も見とれてしまいました。

 最後に人形が「どうもありがとうございました」とあいさつ。勘十郎さんは「これが280年ほど前に大阪で考え出された3人使い。ああいう風に遣ってんねんなと楽しみながら舞台をごらんいただければ」としめくくりました。

 その後、第1部を同劇場の1等席で鑑賞。演目は、名作「義経千本桜」と、夫婦の絆と愛情をテーマにした正月らしいハッピーエンドの物語「壺坂観音霊験記」。華やかな初春公演を楽しみました。

(2012年3月 7日 09:54)


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